以下は、実現する会が介助している折本さんという方の介助者募集用のビラです。
「ぜひ多くの人に自分の生き様を知って欲しい」という折本さんの希望により掲載しています。

 


  • 1934年生まれ。
  • 茨城県つくば市在住。生まれは新潟ですが、茨城には50年も暮らしています。
  • 障害者(脳性麻痺)です。おもに右半身にマヒがあります。
  • この街(つくば)の中で、みなさんと同じ空気を吸いながら「自分」で暮らしたいと考えています。
 

 

 

 
 

〜手助けしてくれる人=介助者を捜しています〜

  • 「介助」といっても、専門の技術や特別の知識は全く必要ありません。
  • 生活のあれこれについて、こちらがお願いすることを受ける形で、少しずつ手伝ってくださる方を捜しています。
  • ご都合のつく時間を、わたしがこの街の中で暮らすために分けていただきたいのです。
 
     
 

 

その日、
介助の人のないままに夕食時が近づいていた。彼女は一人で台所に立った。皮むき器の刃を、まな板の上に投げ出したニンジンに当てた。どうにか言うことをきく左手だけの作業。けれども、刃を当てられたニンジンは、いやいやをするようにまな板の上をはいずる。思うように皮は向けない。

 マヒのため自由のきかぬ右手をニンジンに添え、押さえつけようと試みる。まばたき一つの後・・・皮むき器の刃は、右手の指先をかすめていた。容易にニンジンの皮を向こうとしなかった刃物が、いま、いともたやすく彼女の指を傷つけていた。

 絆創膏を取りだす/封を切る/台紙からはがす/傷ついた指先にくるりと巻きつける/・・・僕らがこれまで何十回となくこなしながら、気にも止めていないこうした動作のいちいちが、彼女には気のめいるような苦役となった。あたりを血で汚したあげく、彼女が食事にありついたのは、何時間も後のことだった。  

 

  彼女に
こんな生活のひとコマを聞いて、僕は思った。
〜街の中で、「自分暮らす」〜
あたりまえに聞こえるそのことは、「一人だけで生きる」こととは、違うことだったかもしれない。 
(85年度筑波大卒業。現、我孫子市在住K.T.)
 



「連絡お待ちしています。一度遊びに来てください、ぜひ。   
このチラシを、お友達にもまわしていただけたら幸いです。」
 


これを読んで、折本さんと連絡をとりたいと思われた方がいらっしゃいましたら、
実現する会Homepage班がお取り次ぎいたします。
jitsugen@mac.comまでメールをください。
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