16センチダブルバスレフ・オゾン1号2号の製作

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ユニットが余ってたので作ってみた。

使用ユニット:フォステクス FE167+FT17H 。第一容積23リットル、第1fd=130HZ、全容積53リットル、第2fd=60HZ、バスレフ開口面積は、低音を稼ぐためどちらも100平方センチと大きめに取った。おぞん野村の新婚家庭にプレゼント。ちなみに左チャンネルが1号、右チャンネルが2号。分けたのは二人が離婚した場合のトラブルを考慮してのことだ。もちろん、冗談である。

 

 

  木材パーツ。90cm×180cm(いわゆるサブ六)のシナ合板1枚とラワン合板1枚をホームセンターでカットしてもらった。フラミンゴの時よりは楽か・・・。

 

  キャビネットの中身。第1キャビネット(上部)と第2キャビネット(下部)に分かれるのがダブルバスレフの特徴。第1キャビネットが普通の低音、第1+第2キャビネットで100HZ以下の低音を、それぞれのバスレフダクトで共鳴させて取り出す方式である。

 

  作業開始4日後。吸音材を詰める。

 

  ヤスリがけ→ニス塗りを繰り返してキャビネット完成。FE167と無印DS16Fを付けて比べてみた。

 

  DS16Fはふくらみのある音だ。一本1500円という価格を考えると驚異的なコストパフォーマンスと言える。しかし、わずかに紙くさい音かも。 

 

  FE167は音は意外とクールでモニター調。低音はかなり伸びてはいるが、ふくらみ感には欠ける。が100HZ以下はDS16Fよりこちらの方が確実に出ている。細身のすっきりとした上品な音だ。

 

  というわけでFE167が採用された。内容積が大きいので、ゆとりのある響きが聞ける。FE167は防磁タイプのAV用ユニット。もともと切れ込むタイプではなく、おとなしく控えめな音である。磁石はあまり強力ではないので、ダンプ不足から低音がブーミーになる不安もあったが、意外や意外、締ったクールな音だった。割と強力なのかもしれない。音質はFE164の方が良いだろうし、さらにFE168Σに変えれば、かなりのパフォーマンスを示すだろう。16センチフルレンジは種類も豊富だ。様々なユニットが候補になる。
 

 

試聴大会の様子

おぞん野村宅に運び、試聴大会を行った。当日参加してくれたメンバーは、おぞん野村と奥さん、おぞんの弟さん、なぜかタイムング良く俺の家に遊びにきていたオカルト岡本、そして俺のページを見て連絡をくれたF氏とその彼女のI嬢、そして俺の総勢7人となった。

 

  音だしの瞬間。この瞬間が忘れられない・・・。

 

  「すごーーーい」と感想を漏らすおぞん夫妻とI嬢。これが聞きたかった・・・。右下で黙々と調整するF氏にも注目。

 

  ご満悦の表情を浮かべるおぞん野村(右)とクールなオカルト岡本。

 

  しきりに感心してくれるおぞん夫人(中央)とチャーミングなキャラクターで盛り上げてくれたI嬢(もちろん左)。

 

  音楽にはうるさいおぞん弟。「いいですねえ」ほんとかな。(本人の希望により実物よりハンサムにしてあります。うそ)

 

 

  F氏が持参したピンケーブル。付属のケーブルと比較試聴してみたが、差は出た。恥ずかしながら差を感じたのは俺もはじめてだ。最安値の単品コンポでも差が出るのなら・・・。「どうです、違ったでしょう?」とでも言いたげなF氏。

 

  なんとF氏が持参したピンケーブルの1つを頂いてしまった。感謝・・・。
 

 

  この後、様々な自作談義に花が咲く。おぞんはフライ自作についてI嬢に語り出した。

 

  

  F氏はI嬢が自作したセーターを勝ち誇ったかのように見せびらかす・・・。

 

この日はとても有意義な一日になった。当日集まってくれた皆さん、楽しい一日をありがとう。次はF氏がI嬢にプレゼントする作品が楽しみです・・・。

 

おぞん野村の感想

 さてさて2/14にロッカー永田氏からプレゼントされた スピーカー(オゾン1号、2号)についてコメントが欲しいとの お達しが来た。

> 驚いたところ

> 気に入っているところ

> 気に入らないところ

> 音の感想

との事だが気に入らないところ・・・う〜〜ん結構困った。 良い所はすぐに思いつくがなにせオーディオ(バラコン)初体験の 私としては比べる物が無いから困ってしまう。 という事で(つっこんではいけません<ここでは)実家で使用していた ミニコンポ、私が使用していたCDラジカセ、借り物のスピーカーを アンプに接続していた時、ロッカー永田氏宅のオーディオシステム(スピーカーはモアイ!)等々との比較を思い出しながらコメントしてみたいと思う。

 まずはスピーカーを頂く事になった経緯から。 久しぶりに永田さんにお会いしたのが昨年の夏だった。 茨城の取手に3ヶ月の出張をしていた時だったがなんと宿舎の近くに 永田さんが引っ越しをしてくるというではないか!びっくり! なぜそれを知ったかは忘れた(^^;) せっかくだから会いましょうという話がすぐに決まる。 久々にお会いした永田さんはやはり永田さんであった<どういうこっちゃ 以前と変わらない(いや以前よりも深みを増した&チョンガー返上の)永田さんがそこにはいた。同じ釜の飯を食べた仲間にとって数年という歳月は壁にならないのだなという事を実感した再会であった。(私の結婚式で会ってはいるが)話を戻すがそこでモアイの音を聞かされた事が発端だったと思う。 しばしスピーカーの制作談を聞いているうちにすっかり欲しくなった私は 帰り際にアンプを買ったらスピーカーを制作してもらう約束を交わしたのだった。

 そして昨年末から話は急展開する。 なんと余っているユニットでスピーカーを作って下さる(しかもプレゼント) というのだ。それじゃアンプ買わなきゃプレーヤーも・・・。 どうしようかと悩んでいるところへ永田氏からメールで売買情報の連絡があった。そ のコンポを無事手に入れ、しばし実家から拝借したスピーカーでCDを聞く。そして2/14を迎えたのであった。 当日の様子は別途ロッカー永田氏のHPに既に掲載されているので 参照してほしい。

 やっと本題(笑)まずCDラジカセとアンプ&スピーカー(ミニコン付属品)との比較だが この段階でかなり感激していた。かなりちゃんとした音になった気がしていたのだ。 ステレオらしくなったし、実家のミニコンよりも良い音ではあった。 やはりフルサイズのアンプだけあるのだろうか?入門機とはいってもポテンシャルはミニコン、CDラジカセの上なのでしょうね。

いよいよオゾン1号・2号(永田氏命名)での感想。 耳から鱗が(もとい目から鱗が)の世界だった。HPに掲載されている写真を 見て頂いても分かると思うが音の良さに感激して笑っている私であった。 それぞれの楽器の音が分かる。音が割れない。こうして私のオーディオ生活が スタートしたのだった。今のところ満足度120%である。 先日なんて大音量で踊っていた。(酒は入ってました) 思い出してみると分かるがモアイに比べると小音量の時の低音は少ない気がする。あ とモアイの方が高音がよりクリアーだったかな? すでに改造計画のアイディアも届いているのでそのうちチャレンジしてみようか?以上がオゾン1号・2号に関する私の感想である<今のところのバラコン最高のスタート(と私は思っている)が出来たのもロッカー永田氏のおかげである。感謝です。

これを見てくれた方々、これからもロッカー永田氏のHPとTONEのHPを 宜しくお願い致します。以上ガリオンことオゾン野村でした

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