□学習会の目的
障害者差別の解放に向けて各人がそれぞれビジョンをもち、活動にとりくめることを最終的な目標として掲げる。そのために障害者差別についての知識を深めることを今回の目的とする。
□方法
- 「障害者差別」に関する意識調査
- 「障害者差別解放過程の理論化のために」津田英二 『生涯学習・社会教育学研究』No.20 1996年3月 p31-
を読んで、疑問に感じたことや意見・感想を出し合い議論した。
□内容
<はじめに>
平等の価値がよしとされる今日、障害者差別は隔離や不平等といった目に見える形でよりむしろ、日常的行為の中に埋め込まれる形で存在すると考えたほうがよい。ここでは、障害者の生活の諸局面を行為、障壁、教育、恋愛・結婚、労働、介護関係の6つに分けて、具体的な事例をとりあげ、なぜ差別であるかとその背景にある健常者の心理について考察する。方法として、さまざまな差別的状況を参照しながら、それを構造としてとらえていくというスタイルをとる。
著者は障害者差別を取り上げる際、注意が必要な点を2つ述べている。
- 不平等の解消をもって差別からの解放とはしない。ここで扱うべきことは、不平等それ自体ではなく、不平等の根拠となり背景となっている差別である。
- 差別的状況は障害の重さや種類などを含めて個人差が大きく、無限の広がりをもっている。したがって、とりあげることのできる差別的状況はきわめて限られた部分でしかない。
□今回の学習会でもっと知りたいと思ったこと
・知的障害者の意思決定についての学習(6月16日全体ミーティングに予定)