TONE編集局長の道具

ここでは、私ロッカー永田が作品を制作する際に使用する様々な道具について紹介する。 しかし、その全貌をご紹介するのは無理である。ここにあげたのはその一部だ。随時更新する予定である。

 

 デジタルビデオカメラ(松下NV-DJ100)。1997年購入。 3CCD搭載の高画質機。私はずっとSONYのHi8カメラを使用してきた。 初代Hi8機TR-V900とTR-2000である。初めて浮気をして松下のカメラを購入したが、期待以上の製品だった。 SONYのようにオートフォーカスが馬鹿じゃないし、画質も素晴らしい。 さらに驚いたのは内蔵マイクの音の良さ。アマチュアの撮影した映像は、いかにもチャチな音で閉口するが、このカメラのマイクは良い。 SONYに完全に勝利している!さらには価格もSONYより10万円程度安い。 使い勝手も良いし、マニュアル設定も充実。欠点は外部入力が出来ないことだ(DV端子経由での書きこみは可能)。 私はこのカメラで映像作品を作っているし、このホームページの画像もこれで撮影している。

 2005年2月、ついに故障(やむなくCannonのfvm20を購入した)。長い間、お疲れ様。 このカメラで撮影した作品は、

などであった。 購入当時はまだ独身で、いろいろ作品を作ると意気込んでいたのだが、すぐ結婚してしまい、 子供の成長を撮るだけのカメラになってしまったのが残念。 購入したのは社会人1年目の頃で、冬のボーナスを手にカメラ量販店に行き、迷わず買ったのを覚えている。 DV形式のデジタルビデオカメラが出たばかりの頃で、どの機種も20万円前後したのだが、 これから撮影するなら、大金をはたいても、買う価値があると確信していたのだ。 実際、その画質は素晴らしかったし、特に不満や欠点もなく、なにしろ手になじんで使いやすかった。 僕にとっては、SONYの初代Hi8機TR-V900と並ぶ名機として長く記憶されていくことだろう。

 

 

 デジタルビデオカメラ(キャノンDM-FVM20)。2005年購入。 松下のDJ100が壊れたのでやむなくオークションで中古品を購入。 4万5千円くらいだった。 子供の成長記録がメインで、もう作品を撮影することはないと思い、財布と相談してかなり妥協して購入した。 1CCDだが原色フィルタを使っているので画質はまあまあ。 解像度は高いが、ダイナミックレンジが低い感じがする。 DJ100のような品のある絵は撮れない。 あと、マイクがメカノイズを拾ってしまうのが残念だ。 DJ100ではほとんどなかったので、余計目立ってしまう。 2メガピクセルの静止画も撮れるが、大体いつも白が飛び気味。 しかもワイコンつけるとフラッシュがワイコンでさえぎられて、使えないし・・・ワイコンつけないとワイド端で40mm程度しかないし。 うーん、どれも死角のない作りで70点くらいはあげられるのだが、中途半端だ。 やっぱり僕は売れ筋は買っちゃいかんのだろうか? しかしこのサイズでビデオも静止画もそれなりに見れるものが撮れて、5万円でお釣りがくるのだからいい時代になったものだ。 (新品でも7万円くらいで買えるだろう)

そうそう、この機種の最大のウリは解像度の高いワイドモードが撮影できること。 それまでのワイドモードは、4:3画面640×480の解像度の絵から上下をトリミングした後、720×480のワイド画面に引き伸ばしていたので 画質が悪かったのだが、この機種ははじめから720×480の解像度で撮影できるのだ。 僕は昔からワイドTVに懐疑的だったのだが(あんな子供だましで新商品を買いましょう!!って消費者を馬鹿にするにもほどがある)、 この機種のワイド撮影はいいのだ。 ちなみに後継機のFVM30は光学式手ぶれ補正を搭載している。(本機はエリア切り出し式)

 

 

SONYの民生用ハイビジョンビデオカメラの第2号機、HDR-HC1である。 1号機HDR-FX1は準業務用・ハイエンドアマチュア用といった感じだったので、本機種が実質的には民生用1号機と言っても良い。 このサイズで1080i(解像度1920×1080,撮影時は1440×1080で横に引きのばして再生する)のハイビジョン映像が撮影できるのだから驚きだ。 Hi8の1号機、TRV900の登場以来の衝撃度、いやそれをも上回るエポックメイキングな製品だと言えるだろう。 実際、このビデオカメラで撮影できる映像には息を呑む。このサイズでこのように美しい画像が撮れるのだから、 本当にいい時代になったものだ。また作品を作りたくなってしまった。くすぶっていた創作魂に火を入れてくれる名機と言えるだろう。 惜しいのは、広角側の画角が35mm相当で40mm程度と狭いことと、白とびしやすいこと。 2005年7月、17万8千円で購入。 拙レビューはここ

 

 SVHSビデオデッキ(松下NV-SB800W)。VHSビデオデッキは松下とビクターの天下だが、この機種はビクターが高級機に搭載した高画質回路を惜し気もなく投入した製品。TBC回路、3次元回路などのデジタル処理がアナログの欠点を補正する。これはかなり効果がある。昔はカメラとデッキをつないで「3・2・1」とカウントして編集していたもんだ。もはや作品をこのデッキで編集することはないが、昔編集した作品が高画質で蘇るので重宝している。

 

  ドコモの携帯、SH505isである。2メガピクセルというカメラ機能に惹かれて買ってしまった・・・(2003年12月、2万円くらい)。NTT大嫌いなのに・・・。 実家が山の中なので、ドコモしか電波が届かないのだ・・・。 で、肝心のデジカメの画質は・・・期待した俺が馬鹿だった・・・。 そりゃ・・・他の携帯と比較すりゃあ、良いのは分かる。 しかし、この画質は「これはもはやデジカメ!」とうたう程かぁ? ま、使いやすいので重宝してます。 ちなみに私は、34歳にして、初めて携帯を持つ身となった。 これまで、メリットをあまり感じなかったのだ。 だって、本来電車に乗ってる間はつかえないから、通勤中は意味ないし、出勤したら会社の電話があるし・・・。 祖母が倒れて、急な連絡に備えて買ったのだ。 仕事で第4世代携帯電話の通信方式について研究しているというのに・・・。 携帯さえ使ったことがないというのに、 第4世代携帯電話の描く未来について講演した時は、なんとなく気が引けたりしたから、 この際携帯を持つのも仕方がないか・・・と覚悟を決めた次第・・・。 (しかし、実際、第4世代はユビキタスの基盤となるべき、すんごい技術がてんこもりだ!)

 

  「AYUはブレない」のコピーで有名になった松下の400万画素デジカメ、DMC-FX5。ビデオカメラで培った手ぶれ補正をコンパクト機に投入した人気機種。 2004年3月に購入。5万円くらいだった。確かに手ぶれ補正の効果はすごい。子供が撮ってもしっかりとブレない写真が撮れる。 見た目も結構美しいが、ボディに汚れがとてもつきやすい。ボディ正面に細かい縦じまが彫ってあり、ホコリやチリなどがすぐ着いてしまう。 画質はかなり良いと思うが、色調が少し安っぽい。派手に撮ればいいってもんじゃねーだろって感じ。その辺がしっかりしてるのは、CANNONだろーなーやっぱり。 (比べたわけじゃありませんが・・・) あと、これは一般に言えることだけど、もっと広角にしてほしい。その点、リコーがとっても良い機種をだしているので、見習って欲しいなあ・・・。

 

 自作DOS/V機。スペックはP-233MHZ、64MBメモリー、と今となっては大した事はない。 しかし、HDDは12+4=16GBもある。またバックアップとしてPDドライブ,CD-RWドライブを搭載。映像や音の編集は今やパソコンで行っているからだ。 現在最も使用頻度の高い道具と言える。これまた自作のスピーカーで音も良し。 サウンドボードはSOUND BRASTER LIVE! 、キャプチャーボードはカノープス パワーキャプチャーPCI。 このボードのおかげで、「3・2・1」とリモコン片手に編集しなくても自由自在に編集が出来るし、 修正も面白いように出来る。ありがたい時代になったもんだ。当然、作品の質もアップ?
 その後第1回目のバージョンアップ(2001年7月)。オカルト岡本からもらったマザーボード(p2-370)とCPU(セレロン466MHZ)に256MBメモリーを差し、 DVキャプチャーボードGV-DVC2/PCI、TVチューナー&MPEG2キャプチャーも可能なビデオボードAll In Wonder Radeon、80GBHDD×2+10GBHDD = 170GBHDDという構成になり、 動画編集としては最強マシンに変身した。

さらに音声入力として、ONKYOのUSBオーディオユニット、SE-U55を装備。アナログ入出力+デジタル入出力を装備しており、 この機器のおかげで、DATテープがCDに焼きなおせるようになって重宝している。1万5千円程度だったか。

 

   ノートパソコン(NEC LS55H/54DV)。25万円程度で購入(2000/12)。スペックはce550MHZ、128MBメモリー(増設済)、20GBHDD、DVD-ROMドライブ、とまあ標準だが、最大の特徴はAV機能の充実。 TVチューナー・映像入出力端子を装備し、MPEG2形式での動画キャプチャーが可能(もちろんTV録画・留守録も、ただしメモリーを128MBに増設する必要あり)。 IEEE1394端子(デジタルビデオとのインターフェース)・デジタル音声入出力端子も装備。現時点で考えられるAV関連のほとんどの機能が装備されており、ノートでは他には競合機種がない。 「マーティーの秘密」はこれで制作された。
 基本的にこのノートはモバイル路線ではなく、簡単に片付けられるデスクトップ、そうつまり死語となってしまったラップトップ系パソコンであり、設計にも余裕が感じられる。 例えばUSB端子は3つもあるし、内臓スピーカーのためのスペースもかなりある。 キーボードタッチも素晴らしい。着実に入力できる深さと硬さだ。 ノートは初めてなので、他とあまり比べられないが、マウスパッドはこんなものかな、という程度。 液晶は14.1インチで見やすく美しいが、視野角が予想以上に狭い。繰り返すが、他と比べたわけではない。
 基本的には満足しているが、不満もある。まずMPEG2の画質が悪い。SVHS程度というが、そうとは思えない。TV視聴・録画統合ソフトの「Smart Vision」は、 録画しなくてもTV映像を一旦MPEG2に変換してから表示するので(タイムシフト機能のため)、 非常に見づらい(ただし変換せず表示するソフトも付いている)。
 次に、映像出力端子はあるが、ビデオにつなげられない点。 DVDからビデオへのダビングを防止するためと思われるが、TVに直接つないで視聴する事は可能だが、 間にビデオをはさむと映像が乱れる。DVDを視聴する場合は分かるが、それ以外の場合はダビング禁止信号をはずして欲しかった。 そうでないと、せっかく編集した映像作品がビデオに落とせない。ま、IEEE1394経由でデジタルビデオに映像を落とせるから良いが。
 最後に音質。本体からウイングのようにスペースをとっているくせにチープ。この程度で宣伝するな!ただし、友人によると、かなりマシな方だという。

 

  リビングに設置するDVDレコーダー&ゲームマシン&WEB閲覧&ミュージックサーバーPCである。 母体は、ビデオ出力、デジタル音声入出力、USB2.0×4、IEEE1394、各種メモリーリーダー等豊富なインタフェースが魅力のベアボーン、 Pundit(実売3万円程度)である。 P4-2.4GHZ, 512MB-MEMORY, 130GB-HDD, TVキャプチャーELSA EX-VISION 700TV, DVD-RWドライブ, Acer ワイヤレスキーボードAIRKEYを搭載した。 リビングにPCが1台あるととても便利だ。 TV録画だけでなく、インターネットを家族で見れるし、ゲームもさっとできる。 TV画面だと800×600が精一杯なので、文字が読みにくいのが難点だが・・・。写真等も、アルバム表示で全員で鑑賞できるのはとても良いと思った。 映画だけではなく、何百枚もあるCDをWMA形式ですべて取り込んで、音楽サーバーにもしてしまった。聞きたくなったときに、すぐ聞ける手軽さがとてもありがたい。 今後、たまっているLDやビデオテープをデジタル化する予定だ。 詳細は AVホームサーバーPC自作計画に記述。

 

  ノートパソコン、HP nx9005。 AMD Athlon2500+ windowsXPHome 256MB-Memory 30GB-HDD DVD-ROM /CD-RWコンボ 15"XGA で99800円だった。 (2003年5月購入)この時期としては破格! なんのために買ったかというと、自宅WEBサーバーを立ち上げるため。 かねてから企画していた事業を開始するために、親父の会社NRIC 永田研究所のWEBサイトを開設したのだ。 事業内容は、インターネットを通じて利用者(介護が必要な方と介護者双方)が予定を登録することで、 介護シフト表作成を行うグループウェアをWEB上で提供する、いわゆるAPSである。 ソースは、PHP3で記述されたオープンソースグループウェア「SkyBoard」をベースに開発し、使用形態から、「SmartShift」と名付けた。 ノートパソコンは、24時間稼動しても電気代が少なく、かつバッテリーを装備しているので、 停電やブレーカーが落ちるというアクシデントにも強いことから、非常に自宅サーバーに向いていると思う。 この機種はファン音がうるさいのが難点だが、とてもバランスのとれた機種だと思う。 (USBが2.0じゃないのが唯一の弱点) WindowsXPがインストールされていたが、なんの未練もないので、フォーマットして、 RedHat9をインストールし、apache+PHP+postgresqlで、ぶいぶい使いこなしている。 ちなみに、このノートは、RedHat9はすんなりインストールできない。 インストールにおける注意点は・・・

 

  DELLノートパソコン Inspiron700m である。スペックは、12.1インチ光沢液晶(WXGA)、celeronM350(1.3GHZ)、512MB-Memory、60GB-HDD、DVD+/-RWドライブ、 無線LAN802.11b,g対応、充電池の持ち時間5時間、重量1.9kg、購入価格10万5千円(2005年3月)と性能・モバイル性が高いコストパフォーマンスで両立したモデルだ。 持ち歩けるメイン機として購入した。なんと言っても安かったのだ。amazonでほぼ同スペックのHPのノートが9万9800円で売っていて 惹かれたのだが、あっちは重量4kgもあるラップトップ機だったので、モバイル性もある本機種を選んだ次第。 特に欠点もなく満足しているが、光沢液晶は移りこみがあってちょっとつらい・・・。液晶の視野は狭いし。 しかし、DELLっていつでもキャンペーンしてて、4日単位で価格やスペックが変わるので、いつが買い時かわからん。

 

  液晶プロジェクター、エプソンELP-70である。中古で8万円程度で購入(2003年3月)。 これで、ホームシアターが実現した。100インチの大画面は、やっぱり素晴らしい! 性能はまあまあ。明るさは700ANSI程度はあり、カーテンを引けば、昼間でもなんとか見られる。 解像度は、1,024×768と十分。 色がちょっと単調かな。もう少し表現があってもいいと思った。 ちなみにパソコンにつなげて観てます。 (Daiちゃんも触発されて買ったらしい・・・)

 

 携帯カセットデッキ(SONY WM-D6C)。これは素晴らしい製品だ。なにより音が良い。普通のカセットデッキでは勝負にならないくらい良い。NRにドルビーB/Cを搭載し、もちろんメタルテープ対応、回転制御にクォーツロックキャプスタンサーボを搭載したマニア垂涎の機種なのだ。ポータブルDATが出るまで、TONEの標準規格に採用されており数々の録音をこなしてきた。私の甘酸っぱい思い出と共にこのデッキは棚の奥にしまわれている・・・。欠点はすぐアジマスが狂うこと(かなりの短所だ)。

 

 ドルビー選択やテープ選択のスイッチ部分。過酷な使用を物語るように文字はほとんど消えている。SONYの懐かしい「光るBHF」テープ。

 

 なんと!スピード調節まで出来ちゃう!

 

 WM‐D6Cの次にTONEの標準規格となったポータブルDAT(SONY TCD-D7)。音も良いし、使いやすい。しかし壊れやすい。

 

 テープを挿入するところ。精密なメカだ・・・。

 

モニターヘッドフォン、SONY MDR-Z900。持ち歩く際にはコンパクトに折りたたむこともできるので大変重宝している。 プロ用としてほとんどのスタジオでも使われているようだ。 音質はさすがだが、若干低音の品がない。これさえクリアしてくれれば完璧と言って良い。

 

 マイクもたくさん持っているが、これは代表。SONYのステレオパノラマイク。 4万円くらいだったか。かなり音も良いし、指向性が調節できるので重宝している。

 

 マルチトラックレコーダー。これは何かと言うと、カセットテープのトラック(4トラック)別々に録音できるすぐれもの。多重録音には欠かせない機械だ。カミナリお年玉はこの機械で制作されている。最近はMDメディアを使用するマシンまで出ている。欲しい・・・。が、パソコンでできるからいいか。

 

 往年のカセットデッキ達。上がAIWAの名機AD-FF70。高校1年の時に購入。 この機種は、3ヘッド、ドルビーB/C/HXPRO、バイアス自動調整機能、等現在でも必須とされる機能がすべて搭載され、 当時10万円以下で発売されていたデッキの中では最高性能を誇ったマシン。しかも自動ヘッド消磁機能まで付いていた。 ちょっと聞いただけだとソースの音かテープの音か分からないくらい音も良い。DATが出るまで、TONEのマスターデッキとして君臨。 以前使っていたものは壊れて捨ててしまったが、ネットフリマで5000円で最近ゲットした。
 下は中学卒業時に購入したデッキ(RS−B60 テクニクス)。 2ヘッドながら、ノイズ・リダクションとしてDOLBY B/Cのほかにdbxまで搭載しているにも関わらず、¥49800という価格であった。 美しい高音が印象的だった。当時5万円以下ならこれで決まり!という機種。すでに壊れて動かないが、dbxデコーダーとして利用出来るので手放せない・・・。

 

あこがれのナカミチのカセットデッキ。 ネットフリマで25000円でゲット。最大の特徴はアジマス調整が出来る点。 アジマスとはヘッドとテープの相対角度の事。もちろん90度が理想だが、機種・使用状態によってばらつきがあるのが現実。 そのため、他のデッキで録音したテープや昔録音したテープなどが変にこもった音で再生されたりする。 それを解決するのがこのアジマス調整機能。この機種はマニュアル調節だが、高級機種は自動調節機能まで付いていた (リアルタイムでトレースしてアジマスを更新していくのである)。 このデッキのおかげで、過去の録音が素晴らしい音質で甦った。やはりカセットデッキはナカミチである。

 上がCD/LDコンパチプレーヤー(パイオニア CLD-HF7G)。音も画像もまあまあ。時々DATのDAコンバーターで音を比較しているがあまり変わらないので、とりあえずこれでCDも聞いている。一番の不満はリモコンがないと選曲が出来ないことと、電源を切ると設定がリセットされること。もうパイオニアは買わない。そのうちDVDとCDのコンパチを買いたい(音の良いやつ)。

 下がDATデッキ(SONY DAT‐57ES)。マスターデッキとして使用。少々使いづらいが、もらったものには文句言えまい。オカルト岡本に感謝。音は結構良い。不思議に壊れない。結構ハードな使い方してるのだが・・・。

 

 アンプ(山水907XR)。中古で9万円で買った。定価は26万円くらいだが、音はあまり好きではない。「金持ち!」っていう音がする。試聴せず買ってしまったので後悔している。昔の907は好きだったんだが・・・。→実はその後、ドラムすこのアドバイスに従ってモアイの下にブロックを敷いてみたら俄然威力を発揮しだした。力強く余裕のある音。空気感、雰囲気といったものを醸し出してくれる。MOS-FETアンプとは対照的な音だ(もちろんMOSには惹かれるものがある、あのすっきりした高音の伸び、低音もきっちりと音の輪郭を出すもんなあ)。依然として金持ち系の音だが、好感の持てる音になった。なんだ、セッティングの問題だったのか。アンプを交換した際、以前のビクターのアンプからあまりに変わったのでアンプの問題とばかり思っていた。すまん、山水!そういえば長岡先生もこの機種をべた誉めしてたっけ。「本当に良い音だと思わせる」云々。がんばれ山水!!

 

 AVアンプ(パイオニアD10TX)。リビングルームがヴィジュアル機器とオーディオ機器でごちゃごちゃしていたので、AとVを統合するために購入。かなり便利にはなった。中古で9万円で購入。定価は26万円くらい。おっと山水とほぼ同じパターン。そう、音はあまり好きではない。というか良い音がするわけがない。たとえ26万円としても、AVアンプである。オーディオに特化したアンプにかなうわけはあるまい。とはいえ、なるべく音質の良いものを選びたかったので、MOS-FET搭載のこの機種を選んだ。しかし驚いたのがノイズの多さ。5.1chモードだとノイズの上に音が乗っているのが分かるほど。2チャンネルオーディオモードでも、無音時に耳をスピーカーに近づけると「シャー」というノイズが・・・。音質自体は、5万円程度のオーディオアンプよりは音は良いかな、という程度。低音は予想以上にたっぷりと出るが、スピードが遅く輪郭が緩む(また セッティングかもしれんが・・・)。高音にMOS-FETに特有のキレもない・・・。ま、DAコンバーターやドルビーデジタル・DTSコンバータ、様々なDSPモード、それらの信号を5本のスピーカーに割り振ったり、低音だけ抜き出したり足したり、いろいろ音質には有害な処理があるのだろう。コストもかさむだろうし。そのうち、高音質かつ安価なものが出るだろうから待つか。家電業界は昔からデフレだしな。しかし、サラウンドをバリバリ効かせたテーマパーク的映画はあまり観ないんだよなぁ・・・。

 

 これまでの作品や録画した映画が収められている棚。自作したので愛着がある。それだけ。

 

 行き詰まった時の気分転換にはこれ!セガサターン!決してプレステではないところがミソ。 プレステはあるんだが・・・(実は64もある)。ドリームキャストは苦戦しているようだが、心情的にはセガよりな私であった。 ただ電磁波が無防備に放射されているようで、テレビの1CHにひどいノイズがのる。 サターンのスイッチを入れていたために、何度留守録が駄目になったことか。 ハード作りはソニーにはかなうまい。 しかし、1児の父(もうすぐ2児の父)となった今、ゲームをやる時間はない。

 

 でたあ!プレイステーション2。 ゲームはほとんどやらないが、せっかくAVアンプを購入したことだし、DVDでも観るか、と思って購入。しかし育児休業中は三国無双にけっこうはまっていた。画質も予想以上に良いし、AVアンプのDAコンバータを使えるから音も良い。さすがに死角のない作りだ。 欲を言えばビデオCDの再生機能も追加してほしい。 不満はファンの音がうるさいこと。 あと驚いたのは、DVDの設定を保存するには、電源を切る前にディスクを取り出す必要があること。 その際に保存されるのだそうだ。なんでそんな分かりづらいことすんの?

 

  簡易CD再生システム。我が家にはラジカセなるものが存在しない。 苦労して制作したスピーカーで音楽を楽しみたいからなのだが、持ち運びできないので不便を感じることがあった。 さらに子どもが生まれ、寝室で寝ながら音楽を聴く必要に迫られ製作したのがこれ。 ネットフリマでPANASONICのCDPを2000円でゲットし、スピーカーには親父のパソコン富士通FMVに付属していたものを使用した。 当初は内臓アンプをONにして使用していたが、あまりのノイズの多さに閉口してOFFで再生(つまりCDPのヘッドフォン出力でスピーカーを駆動) してみたところ、実に小気味良い音。ユニット自体は良質なようだ。もちろん音量は欲張れないが、寝室で聴くには十分。 再生が終われば勝手にスイッチが切れるのも良い。おどろくなかれ、すでに2歳の長男も使いこなしている。 いつか本格的なシステムを製作しようともくろんでいる。

 

 

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